まったく新しいものに見えても、元々あった「何か」が使われています。
それは製品かも知れないし、知識かもしれません。
とにかく、過去の人の築いたものの上に、新しいアイデアや企画が生まれます。
例えば、iPhone や iPad だって、液晶パネルや通信回線、インターネットが無ければ生まれません。
中に使われている部品も、誰かが発明したものだったり、原理を発見したものです。
そういったものを組み合わせて、新商品や新サービスが生まれます。
新しい部分を加えたり、新しい用途に使ったりします。
では組み合わせのアイデアは、どうやって生み出すのでしょうか?
組み合わせに必要なのは知識です。
知識は、私達が生きている間に、脳の中にたくさん蓄積されています。

言葉やイメージなどの記憶です。
親から教わった事、学校で習ったもの、社会に出てから学んだものかも知れません。
本や雑誌、マンガからも多くの知識を得たと思います。
私はマンガで漢字を覚えました。(笑)
テレビやラジオ、新聞などのマスメディアからは、毎日多くの情報が送られてきます。
または映画などからも沢山の知識が得られたことでしょう。
人間は一度見たものは、脳の記憶として残っているそうです。
「脳指紋」が犯罪捜査として研究されているほどです。
だから私達の脳には、生まれてから今までに無限とも言えるほどの蓄積があります。
問題は、脳の中に蓄積されていても、意識的に引き出すことが出来ないことです。
それを引き出すキッカケになるのが、「キーワード」なのです。