歳を取ってもアイデアをたくさん出せる人がいます。
人間は年齢を重ねるほど、新しいことの吸収が難しくなると思われています。
知っていることが多くなり、チョッとの事では感動しなくなるからです。
また歳を取ると、自分に関係無いと判断した情報は、覚えなくなる傾向があります。
だから新しいものに対しては、若者に勝てないかもしれません。
しかし過去の記憶と経験の積み重ねでは、若者に負けません。
新しいことを覚えるのは苦手でも、それを補うほどの記憶の蓄積があるのです。
したがって、歳を取るほど、過去の記憶をいかに活用するかが、大事になります。
古いものと新しいものを組み合わせる場合でも、過去の記憶が役立ちます。
実は新しいことを覚えられないのではなく、興味が持てないので覚えられないようです。
歳を取っても何事にも興味を持っている人は、新しいことでも習得できます。
90歳でパソコンを使っている元気なおじいちゃんがいました。
人間は目的があれば、何歳からでも習得できるのです。
中年でパソコンが苦手だと言っている場合ではありません。
90歳のおじいちゃんに較べれば、たとえ中年でもまだまだ若者です。
歳を取っても新しいことを吸収する意欲があると、知識がどんどん増えます。
するとアイデアも出やすくなります。
実際に中小企業には、社員よりたくさんアイデアを出す、元気な社長や会長がいます。
年齢というより、意識の持ち方が大事なのです。
それに日々アイデアを出す習慣を身に付けると、脳が活性化します。
アイデアや企画は、脳をフル回転して考えますから。
もしかしたら、ボケ防止になるかも知れませんね。