ベテラン社員でも、新入社員でも、アイデアを出すことができます。
特に入社3年目くらいまでの新人のアイデアは重要です。
なぜなら既成概念や業界の慣習にとらわれない発想が、「まだ出来る」からです。
若者ならではの「発想の面白さ」もあります。
またベテラン社員では見えなくなっている、問題点や課題に気付ける可能性があります。
これはとても大事なことです。
新人は知識がありませんが、そのぶん客観的に見れるメリットがあります。
業界に長くいる程、知識は増えますが、見えなくなってくることも多いのです。
それに若い人のほうが、何事にも興味を持ったり、感受性が豊かだと思います。
若者は、新しい事を覚えたり、吸収しやすい面もあります。
アイデアは組み合わせで生まれるので、若い人は新しいアイデアが出やすい状態です。
新入社員がいろんなアイデアを持っているのは、そのためです。
入社したての頃は、何事も新鮮です。
若者独自の知識もあります。
それらが融合して、新しいアイデアが出ます。
どんな新入社員でも、何かアイデアを持っていると思います。
ただし上司に提案できるかどうかは、会社の雰囲気次第ですが。
あなたの会社では、若者のアイデアが埋もれていませんか?
私は新入社員の時代に上司から、「発想が面白い」と言われました。
それもそのはず、業界の知識が無かったので、根拠のないアイデアを出していたからです。
今考えれば、新人のアイデアを採用してくれる面白い上司でした。
失敗に終わったアイデアも多かったですが(笑)
新入社員には、業務を覚えてもらいつつ、気付いたことはどんどん提案してもらいましょう。
新人の頃にしか出せないアイデアや企画というものがあります。
なかなか即戦力となることは難しいのですから、アイデアを出してもらったほうが、会社としては得るものが大きいです。
【補足】
若者だけでなく、他業界からの転職者も面白い視点を持っています。
他業種では当たり前のことが、あなたの業界では、まだ使われていないかもしれません。
他業種のノウハウで、ビジネスが一気に成長することもあります。